リモートコントロール

リストにて選択されているクライアントに対して、リモートコントロールツールを介して接続します。
利用するリモートコントロールソフトは、予め「環境設定」にて登録しておきます。
何も設定しない場合は、内蔵のリモートコントロールツールが起動します。

「リモートデスクトップ」および「VNC」をリモートコントロールツールとして利用する場合は、別途当該ソフトウェアのインストールと初期設定が必要となります。
詳しくはそれぞれの説明書をお読みください。

リサイズ機能
(内蔵リモコン)
内蔵リモコンのウィンドウが表示されている状態(フォーカスがある)で、キーボードから[Alt + F1]の操作を行うと、リサイズ機能が有効となります。
リサイズ機能が有効な状態でウィンドウサイズを変更すると、クライアントのデスクトップ画面がウィンドウサイズに合わせてリサイズされます。
リサイズされた状態でもリモコン操作は機能します。
リサイズ機能を無効にするには、再度[Alt + F1]のキー操作を行います。
リサイズの切換操作がうまく動作しない場合は、ウィンドウのタイトルバーをクリックしてからキー操作を行うようにしてください。

接続許諾機能: (内蔵リモコン)
環境設定
にて「内蔵リモコン接続時、クライアントに許諾画面を表示する」を有効にすると、接続許諾の画面がクライアントのデスクトップに表示されます。
クライアントのユーザーは接続要求に対して拒否することも出来ます。

許諾画面に対して10秒間応答がない場合、接続要求は破棄されマネージャーに通知します。


内蔵リモコン

【動作条件】
・複数のクライアントを選択して同時実行は不可。
 1台ずつ選択して接続することは可能。(複数同時接続)
・クライアントの状態が「ログオフ」、「ログオン」共に実行可能ですが、利用するリモートコントロールソフトに依存します。
 内蔵リモコンの場合、「ログオン」時のみ利用可能。

内蔵リモコンの機能制限
・日本語の入力に制限があります。(変換、無変換キーなどは対応しません)
 日本語入力モードへの切換はマウスで行ってください。
 変換はスペース変換等を利用してください。
・「Windows」キーなどシステム関連のキー操作は無効となります。
・クライアント画面内のオーバーレイ部分は一部表示されないことがあります。
・クライアント側で行ったマウス操作のポインター移動は再現されません。
・OS種別、環境などにより、表示される内容が異なることがあります。
・UACの警告ウィンドウには対応できません。
・内蔵リモコン利用中、UACの設定変更等は行わないでください。

 

リモートコントロールの実行権限指定
リモートコントロールを実行する際の実行権限を変更することが出来ます。
「コマンドの送信」機能などを利用してログオンユーザーと異なる権限でプログラムの起動を行った場合、リモートコントロール画面からそのプログラムにアクセスすることが出来ない事があります。
同様に、管理者ユーザーの権限昇格を行った場合も同じ事象が発生します。
この場合、「administrator」アカウントでリモートコントロール機能を実行する事でアクセスが可能となります。
権限指定するには、「Shift」キーを押しながら「リモートコントロール」を選択します。