Guardianは下記の基本機能を持っています。
●基本機能
【セキュリティー関連機能】
・ウィンドウ(アプリケーション)のアクセスを制御
クライアントにおいてアクセスすることができるアプリケーションをウィンドウ単位で制限します。
また逆に、アクセスすることができないウィンドウの設定も可能です。
アクセス権の無いウィンドウに対してはマウス及びキーボードの操作が完全にプロックされます。
デスクトップ上のショートカットやボタンに対してもアクセス制御できます。
設定は各クライアントパソコンごと、あるいはユーザー別、グループ別に行う事が可能です。
・アクセス権の無いアプリケーションを自動終了
クライアントにおいてアクセス権の無いアプリケーション(ウィンドウ)が起動されたとき、自動的にそのウィンドウを消去してアプリケーションの実行を阻止することができます。
・クライアントのロック
すべてのアプリケーション(ウィンドウ)及びデスクトップに対して、瞬時にロックを掛けることができます。
クライアントはフルロックされ、一切の操作が拒絶されます。
・ネットワークパケットのブロック
設定されたIPアドレスとの通信をブロックすることができます。
ポート番号によるパケットのブロックも可能です。
・プロセスの監視、制御
プロセスの起動、終了を監視し、その操作を阻止することができます。
・各種クライアント情報の取得
・クライアントパソコンに関する各種情報を取得、表示します。
・OS種別(動作中のWindowsのバージョンとサービスパックナンバー)
・デスクトップサイズ
・搭載している総メモリ容量とフリー容量
・ハードディスクの総容量とフリー容量
・デスクトップに表示されているウィンドウの一覧
・起動中のプロセスの一覧
・登録されているサービスの一覧(NT,2000,XP)
・ハードディスクにインストールされているアプリケーションの一覧
・動作状態(各制御コマンドの実行結果をフィードバック)
・動作開始時刻
・IPアドレス、コンピュータ名、ログオンユーザー名、MACアドレス
・クライアントのデスクトップ画面をキャプチャーして表示
任意のクライアントのデスクトップ画面をキャプチャーしてコントローラー側で表示、確認できます。
表示サイズは縮小サイズと等倍サイズがあり、ファイルに保存することができます。
・クライアントのビデオカメラの画像をキャプチャーして表示(ライブカメラ)
クライアントにビデオキャプチャーの装備がある場合、カメラ画像をキャプチャーしてコントローラー側で表示、確認できます。
キャプチャーされた画像はファイルに保存することができます。
・クライアントの詳細情報をスキャン(巡回)
選択されたクライアントのデスクトップ画面と各種情報を一定間隔で順次にスキャン(巡回)し表示します。
ビデオカメラ画像のスキャンも可能です。
・アプリケーション利用ログの記録、回収、閲覧
クライアントにて表示、利用されたすべてのウィンドウ、アプリケーション情報を、利用者名、利用日時と共にログとしてリアルタイムに記録することができます。
記録されたログは、コントローラー側で随時回収することができます。
自動的に全クライアントのログを回収することもできます。(バッチ処理)
また任意のクライアントのログを一時的に閲覧表示することができます。
・Windowsの終了を禁止
Windowsの終了操作(シャットダウン、リブート、ログオフ)を無効にします。
・スタートボタンへのアクセスをブロック
デスクトップ上のスタートボタンへのアクセスをプロックすることができます。
・タスクバーへのアクセスをブロック
デスクトップ上のタスクバーへのアクセスをプロックすることができます。
・タスクバー消去
デスクトップ上のタスクバーを消去します。
ユーザーがタスクバーを通じて行う操作を未然に防ぎます。
・ウィンドウの移動、サイズ変更の禁止
デスクトップ上のウィンドウに対して、移動したりサイズの変更ができないようにします。
・システムキーの無効化
[Ctrl + Alt + Del]や[Windows]などのシステムキー操作を無効にします。この設定により、ユーザーはシステムをシャットダウンしたり、再起動できなくなります。
([Ctrl + Alt + Del]のキー操作だけは、WindowsNT、2000ではOSの仕様により無効化できません。)
・キーブロック設定
[Esc],[Tab],[Alt]や[F1〜F12]など、ブロック(無効化)したいキーの個別設定が可能です。組み合わせによって、より高度なセキュリティーの確保が可能となります。
・タイマーロック機能
タイマーによる自動制御ができます。設定した時間を経過後に、[全解除]または[全ロック]の操作を自動で行うことができます。
【リモートメンテナンス関連機能】
・アプリケーションの起動、終了
クライアントにおいて、任意のアプリケーションを自動起動(遠隔起動)させることができます。
また実行中の任意のアプリケーション(ウィンドウ)を強制終了させることもできます。
・クライアントのファイル操作
クライアントの任意のローカルドライブをエクスプローラーで操作できます。
・プロセスの強制終了
クライアントにおいて起動中のプロセスを強制終了させることができます。
・サービスの開始、停止
クライアントにおいて、サービスを開始したり停止したりできます。
・ウェイクアップ(Wake
On LAN)、リブート、シャットダウン、ログオン、ログオフ
クライアントにおいてウェイクアップ(電源投入)、リブート、シャットダウン(電源切断)、ログオン、ログオフの操作を実行させることができます。
クライアントにおいて実行中のアプリケーションがあった場合でも強制終了させ、実行させることができます。
・レジストリのリモート操作
クライアントパソコンのレジストリをコントローラーからリモートで設定することができます。
・ファイル配信機能
同時に複数のファイルを任意のクライアントに配信することができます。
・ファイル回収機能
任意のクライアントから同時に複数のファイルを回収することができます。
・一括ファイル削除機能
クライアントのハードディスク上の任意のファイルを削除することができます。
・フォルダ共有機能
クライアントパソコンのフォルダを共有させることができます。
・時計合わせ機能
クライアントの内蔵時計をコントローラーの時刻に合わせることができます。
・ネットワーク設定機能
クライアントパソコンのネットワーク設定を行うことができます。
・リモートコントロールソフトの起動
「リモート デスクトップ」や「WinVNC」を起動し、クライアントに自動接続させることができます。
・Windows
Updateの支援
OSの修正プログラム(Hot
Fix)の適用状況を調査したり、コントローラーから一斉に修正プログラムを配信し、適用することができます。
【プレゼンテーション、コミュニケーション関連機能】
・コントローラーのデスクトップ画面を全クライアントに配信して表示
コントローラーのデスクトップ画面をキャプチャーして全クライアントに配信し、表示させることができます。
・クライアントのデスクトップ画面をコントローラーのデスクトップ画面に入れ替え、表示(プレゼンテーションモード)
コントローラーのデスクトップ画面をキャプチャーして全クライアントに配信し、表示させることができます。
クライアントのデスクトップにフルサイズで表示されます。(タスクバーも消去されます。)
コントローラーのマウスポインターの移動がクライアントでリアルタイムに再現されます。
・任意のクライアントのデスクトップ画面を全クライアントに配信して表示
任意のクライアントのデスクトップ画面をキャプチャーして全クライアントに配信し、表示させることができます。
表示サイズはクライアントのデスクトップサイズいっぱいにリサイズされて表示されます。
・メッセージ配信機能
クライアントに対してワンラインのメッセージ文を送ることができます。
配信されたメッセージに対して返信することもできます。
クライアントから他のクライアントに対してメッセージの送信を行うこともできます。
・音声メッセージ機能
クライアントに対して音声メッセージを送ることができます。音楽データの送信も可能です。
同時に複数のクライアントに対して送信することもできます。
・ブラウザURLの配信
コントローラーのブラウザに表示されているページのURLを配信し、クライアントでも同じページを表示させることが出来ます。
【共通機能】
・コマンドライン実行機能
コントローラーの各種制御機能をコマンドラインから実行させることができます。
OS付属のスケジュール機能などと組み合わせることで、完全自動実行(無人制御)が可能となります。
・自動実行機能
Guardianをシステムの起動時に任意のアプリケーションと共に自動起動させ、制御を開始することができます。