クライアント利用状況、クライアント利用状況(管理者)

クライアントの利用状況をレポートとしてファイルに出力し、一定間隔でサーバーの共有フォルダやFTPサーバーにアップロードすることが出来ます。
Webページなどから参照することにより、外部から簡単に最新の利用状況を把握することが出来ます。

表示内容は、一般公開用と管理者用の2種類が用意されています。
機能名称は異なりますが、設定の初期値が異なるだけで、操作方法や動作仕様は同じです。
目的に応じて使い分けてください。両機能は同時に動作させることが可能です。

初めて本機能を利用する場合、以下の手順にて利用設定を行う必要があります。
1.「クライアント登録」

 利用状況を表示するクライアントを登録します。
 すべてのクライアントを対象とすることも、特定のグループのクライアントのみを対象とすることも可能です。

2.「環境設定」

 表示する項目を選択したり、ファイルをアップロードするサーバーなどの動作設定を行います。

3.「クライアント利用状況の報告機能を有効にする」

 機能を有効にするかどうかの選択を行います。

4.「設定」

 「クライアント利用状況の報告機能を有効にする」のチェックがオンの場合、直ちにファイルのアップロードが開始されます。
 一方、「クライアント利用状況の報告機能を有効にする」のチェックがオフの場合、直ちにアップロード動作が停止されます。

クリップボードへデータをコピー
リスト上で「Alt」キーを押しながら右クリックすると、クリックしたカラムの文字列をクリップボードにコピーする事が出来ます。

【動作条件】
本機能の設定や登録を行うとき、クライアントコンピューターの電源は入っている必要は無く、設定内容がクライアントに保存されることはありません。
マネージャー側の作業だけで完結します。

「クライアント利用状況」機能は、マネージャー側でサービスプログラムとして動作します。
マネージャーコンピューターの電源さえ入っていれば、ログオフ状態でも動作可能です。

注意
何らかの障害でサーバーへのアップロードが出来なくなった場合、表示されるレポートは更新されず古いままになります。
障害発生時のためのWebページを用意されることをおすすめします。(サービス停止中などをユーザーに示す)

本機能を運用中、登録や設定内容の変更を行う場合は、一時的に機能を停止させて行うことをお勧めします。
設定変更中の操作により、意図しない情報が開示されてしますことを防止するためです。

アップロードするファイルとは別に、更新日時を記録したファイルが同時にアップロードされます。
ファイル名は一般用が「ClntRptTime.dat」で、管理者用が「ClntMasRptTime.dat」となっています。(テキストファイルです)
記録書式は、"年/月/日 時:分:秒"の1行だけです。
Webページを作成する際に同ファイルを参照することで、タイムスタンプを表示する事も可能です。

サーバーにアップロードされるファイルの文字コードは、Unicode(UTF-8)になります。

クライアントがスリープや休止状態の時は、電源OFFと同様に利用されていない状態と判断されます。

 

Webページ表示例