時間制限

設定された時間により、クライアントの利用制限を行います。
一定時間だけクライアントの利用を許可したり、一定時間クライアントの利用がない場合に制限を掛けることが出来ます。

制限モード
・タイマー

 制限動作を開始してから「設定時間」が経過すると、「時間経過時の動作」で指定した利用制限が実行されます。
・無操作

 「設定時間」の間にマウス操作やキーボード入力がない場合、「時間経過時の動作」で指定した利用制限が実行されます。

時間経過時の動作
 「設定時間」で指定した時間が経過すると、指定された動作を行います。
 本機能によりクライアントがロックされた場合、「キーボード/マウスのロック解除」機能にてロックを解除することが出来ます。

設定時間
1~99999秒の間で、1秒単位で設定します。

実行猶予時間
時間が経過した際、直ちに制限動作に移行せず、「実行猶予時間」で設定した時間だけメッセージを表示してユーザーに解除する機会を与えることが出来ます。
ただし制限モードが「タイマー」の時は、ユーザーに解除する権限は与えられません。猶予時間経過後は強制的に実行されます。

表示メッセージ

実行猶予時間で設定された時間、メッセージを表示してユーザーに解除の機会を与えます。
ユーザーが「はい」を選択するか、実行猶予時間が経過すると、制限が実行されます。
「いいえ」を選択すると「設定時間」がリセットされ、時間制限が再スタートします。
「はい」「いいえ」ボタンに対応するメッセージを入力してください。

制限モードが「タイマー」の時はメッセージ文だけの表示となります。
動作として「ロック」を選択している場合、本項目で入力されたメッセージは表示されますが、ユーザーはこれを解除することは出来ません。

時間制限開始
リストにて選択されたクライアントに対して設定内容を送信します。
クライアントがログオン状態の場合、直ちに時間制限機能が開始されます。
一度時間制限開始を実行すると、「時間制限解除」を行うまで、クライアントがログオンする際に自動的に時間制限機能が実行されます。

時間制限解除
リストにて選択されたクライアントに対して時間制限解除命令を送信します。

設定確認
リストにて選択されているクライアントの、時間制限に関する設定内容を取得し、「情報」欄に表示します。

タイマー残確認
タイマー動作中の残り利用可能時間を取得し、「情報」欄に表示します。

【動作条件】
・複数のクライアントを選択して同時実行が可能です。
・クライアントの状態が「ログオフ」、「ログオン」共に実行可能ですが、制限機能はログオン後に開始されます。

注意
無操作の検出は、マウスおよびキーボードの操作で行われます。
マウスおよびキーボードの操作を伴わないアプリーケーションは検出されません。