クライアントUAC一時昇格

通常、クライアントで動作しているクライアントプログラムは管理者権限でログオンしているユーザーであっても、UACの制御下にあります。
マネージャーからのリモート操作などで管理者権限の昇格を要求する処理を行った場合、画面が暗転して承認を求めるウィンドウが表示されます。

「クライアントのUAC一時昇格」を対象クライアントに対して実行すす事で、クライアントプログラムは昇格権限を持ちます。
この状態でリモート操作などを行うと、承認を求めるウィンドウが表示されることなく実行が可能となります。

直ちに昇格する
「直ちに昇格する」ボタンを押すと、対象のクライアントの昇格処理が行われます。
このとき、クライアントの接続は一時途絶しますが、自動的に回復します。(数十秒~数分以内)

本機能は、クライアントがシャットダウン、再起動、ログオフした場合、元の状態に戻ります。
一時的に権限の昇格が必要な処理を行いたい場合に利用すると効果的です。

注意
本機能はログオンしているユーザーが管理者権限を持たない場合、機能しません。
クライアントプログラムが昇格権限を持っていても、システムの改変や特殊なプログラムの実行を行う場合、承認を求めるウィンドウが表示される事があります。
そのような場合は、「UACの有効無効化」機能にてUACを完全に無効にする必要があります。