クライアントコンピューターの利用を、組織内のネットワークに接続されている時のみ可能にします。
コンピューターの外部持ち出しを禁止する方法として有効です。
本機能を利用するには、事前に「クライアントの利用認証設定」にて動作に関する設定を行う必要があります。
動作概要
クライアントコンピューターにログオンすると、マネージャーに対して利用認証の要求を通信で行います。
クライアントから利用認証の要求を受け取ったマネージャーは、当該クライアントに対して利用認証の通知を送信します。
組織のネットワークに接続されていない状態でログオンすると、マネージャーからの利用認証は得られないためコンピューターの利用は出来なくなります。
認証コード
予め管理者から「認証コード」が与えられている場合、認証コード欄に入力し「認証」ボタンを押す事で強制的に利用認証処理が行われます。
利用認証コードは、ログオン時の利用認証動作を猶予する期限が暗号化された文字列です。
利用認証コードは、「クライアントの利用認証コート発行」で生成することが出来ます。
認証コードの登録は、認証失敗時に表示される上記のウィンドウ以外に、独立した画面で予め通常利用時に入力することが可能です。
利用認証コードの入力画面を表示するには、クライアントプログラムがインストールされているフォルダ内(Clientフォルダ)にあるプログラム「AuthClntUseCodeEnt.exe」を起動します。
本機能の利用を行う場合は、管理者が予め当該プログラムのショートカットをデスクトップなどユーザーが操作し易い場所に配置しておく必要があります。
ショートカット名は適宜調整してください。
認証コード欄に入力し「認証」ボタンを押す事で認証コードが登録されます。
指定された期限まで利用認証動作は行われないことになります。(自由に利用が可能)
注意
本機能は、マネージャーコンピューターや基幹ネットワークに障害が発生すると、全クライアントの利用が出来なくなるなどの事態に陥る危険性があります。
万一の場合に備え、「緊急時用の利用認証コード」を用意しておくことを強くお勧めします。