クライアント登録

管理するクライアントをリストに追加したり、削除したりします。
グループを作成して、クライアントを所属させることも可能です。

【クライアント追加】
「クライアント追加」ボタンを押します。

自動追加 (同時認識)
通常はこの方法でクライアントを追加登録します。
「自動認識追加」ボタンを押すと、数秒後に新しく認識したクライアントをリストに自動登録します。
この方法は、IPマルチキャストを送出してクライアントからの応答により自動追加を行います。
IPマルチキャストが通過できない、マネージャーと異なるネットワークに有るクライアントは自動認識できません。
その場合は、順次スキャンによる自動追加を行ってください。
※クライアント台数が多い場合など一回で全てを認識追加できない場合は、数回この操作を行ってください。(7秒以上間隔をおいて)
※無線LAN環境によっては正常に認識登録できないことがあります。(「順次スキャン」をご利用ください)

自動追加 (順次スキャン)
異なるネットワークにあるクライアントを登録するには、IPアドレスを順次スキャンして認識させます。
ネットワークアドレス欄に第3オクテットまでのアドレスを入力して「スキャン追加」ボタンを押すと、第4オクテットの1から254までのIPアドレスをスキャンします。
スキャン中に反応のあったクライアントがリストに自動登録されます。
複数のネットワークをスキャンしたい場合は、アドレスの値を変えて連続実行してください。

手動追加
異なるネットワークにあるクライアントは自動認識追加出来ないことがあります。
その場合はクライアントのコンピュータ名とIPアドレスを入力して手動追加することが可能です。

【クライアント削除】
削除したいクライアントを選択して「クライアント削除」ボタンを押します。

【グループに登録】
グループの作成は予め「グループ登録」で行っておきます。
クライアントを選択し、「グループに登録」ボタンを押します。

所属させるグループを選択し、「登録」ボタンを押します。

【グループを解除】
クライアントを選択し、「グループを解除」ボタンを押すと、グループ所属を解除します。
所属のないクライアントは、メイン画面グループリスト内の「その他」に表示されます。

【メモ入力】
クライアントを選択し、「入力」ボタンを押すとメモを一括入力できます。(複数同時入力可)
メモには半角のカンマ(",")を含めることは出来ません。(仕様)

【IPアドレスチェック】
登録されているクライアントのIPアドレスを「名前解決」によりチェックします。
「IPアドレスチェック」ボタンを押すと、「IPアドレスのチェック」ウィンドウが表示されます。

【ファイルから読込】
クライアントの登録はファイルから行うことが出来ます。

すでにリスト内に同一のコンピュータ名が登録されている場合は、「上書きする項目」にて選択されている項目の値が書き換えられます。

読み込みに利用するファイルは必ず下記の書式で記述されていなければなりません。
ファイル様式:

 カンマ区切り(CSV)のテキストファイルで、1レコードは改行で区切られる
項目の並び:

 1.IPアドレス(ドット区切り)
 2.コンピュータ名
 3.制御内容(記述不要)
 4.MACアドレス(記述不要)
 5.ポート番号(記述不要)
 6.グループ名(所属させるグループ名)
 7.メモ(任意の文字列)
※メモの後に必ずカンマ(,)を1つ記述してください。
※「IPアドレス」および「コンピュータ名」の項目は必ず設定されていなければなりません。

【ファイルへ書出】
リストの内容をファイルへ書き出します。
ファイルの書式は上記の通りです。

【終了】
「保存して終了」ボタンを押すと、リストの内容をファイルに保存して終了します。
変更内容を保存したくない場合は、「保存しないで終了」ボタンを押します。

データの移動
クライアントの順番を変更したい場合は、対象となるデータを選択して「↑」または「↓」ボタンで移動させてください。(単一選択のみ)
移動対象のデータを選択して「移動」ボタンを押すと、リスト内の任意の位置に移動することが出来ます。(複数選択して実行可能)
挿入位置をマウスで右クリックすると、クリックした行の下に挿入されます。
また、[Ctrl]キーを押しながら右クリックすると、クリックした行の上に挿入されます。
誤った操作などでリスト内の表示内容を元に戻したいときは、「保存しないで終了」ボタンを押して1度ウィンドウを閉じてから操作をやり直してください。

【操作ガイド】
リストの項目の中で、[IPアドレス]、[MACアドレス]、[メモ]欄は直接編集する事が出来ます。
[メモ]はプログラムから利用することはなく、管理者が任意の文字列を入力して利用することが可能です。(覚え書きなどに利用してください。)